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マレーシア(KL=クアラルンプール)の外資系企業で働くFさん(男性・30代後半)
 マレーシア(KL=クアラルンプール)の外資系企業で働くFさん(男性・30代後半)にメールで伺いました。


Q : 何故マレーシアで就職されましたか?

A : 数年前に日本の会社を体調不良で退職する事になり、こういう時間がある時でないとできない事の一つが、海外での就活だと思いました。また、プライベートでここ数年東南アジアをしばしば訪問して身近に感じるようになり、マレーシアに友人もいたというのが大きいです。寒いのが大嫌いなのも理由のひとつです。
 マレーシアと合わせてシンガポールも就職先の候補地でしたが、最初に内定が出たのがマレーシアであり、加えて物価や生活面のバランスを考えると、マレーシアの方がベターだとは考えました。

 
Q : 入社した会社は日本企業ですか?

A : 米系IT企業です。

 
Q : 現在の仕事の内容について教えてください。

A : 日本の某企業のITヘルプデスクの一次受付として、その企業の社員向けに電話及びメールによるテクニカルサポートをクアラルンプールでやっております。我々で対応できる内容はその場で解決し、内容によってはそれぞれの開発担当チームに対応依頼します。
 日本のユーザー対応は日本語ですので、オフィスでもメインは日本語になります。メンバーは日本人よりローカルメンバーが多いですが、全員日本に数年留学した経験があり、皆が日本語でのユーザー対応を行っています。
 ただ日本語のみを使えればいいわけでなく、自社上司やグローバルの開発担当チームとやりとりする際には英語となります。

 
Q : (そのお仕事の)経験はありましたか?

A : 今まではネットワークの運用業務がメインなので、電話や顧客対応はすべてエンジニア相手でした。
 今回初めて一般ユーザー相手なので、最初は技術に明るくない人にも分かるように説明するのに苦労させられました。大変なことも多々ありますが、ユーザーは皆さん困っているから対応を依頼されているのであり、それをうまく解決できた時や「助かりました!」とか言ってもらえたときは充実感がありますね。


Q : その前はどのような仕事をされていましたか?

A : 日本では通信会社のネットワーク運用業務がメインでした。(24時間対応シフト勤務)その後バンコクの日系IT企業に転職、こちらでもネットワーク運用業務がメインでした。ただ社風が合わず4ヶ月で退職し、その後はクアラルンプールとシンガポールで就活を行い今に至ります。

 
Q : 就職が決まるまでの活動期間を教えてください。

A : 就活の為に3週間クアラルンプールとシンガポールの両都市で滞在しましたが、その間には決まりませんでした。
 ただ、帰国直後に今の会社と電話面接をする事になり、面接は一回だけで翌日には内定をいただきました。
 この面接は就活を一段落させて日本に帰国してからの電話面接です。予告無しでいきなり電話があるかも、と聞いてはいたものの、本当に予告無しにいきなり電話が来たのですごくびっくりしました。
 2つの国での就職活動で、クアラルンプールとシンガポール間を一往復しました。片道はバス、もう片道は飛行機です。交通機関もこの間は競争の激しい区間ですので、バスでも飛行機でもそれほど大差ない値段で気軽に往復はできる値段でした(往復で日本円で約¥5000-6000)。


Q : マレーシアで働く為に必要なのは何と思われますか?

A : マレーシアに限らず、アジアでは予期せぬハプニングが仕事でも私生活でも多いです。それをポジティブに楽しめるとストレスは軽減されるでしょう。特に日系企業以外で仕事するなら尚更多く遭遇するかも・・・・・・。


Q : 予期せぬハプニング、具体的に日本では考えられないどの様な出来事がありましたか?

A : 
1)内定後、ビザの手続きをやらないといけないから遅くとも入社二週間前に入国するように言われた事(逆算するとそれを聞いた時点で、一週間後に渡航しないといけないので、あわてて準備する事になりました)。
2)半年の試用期間を経ての本採用の通知は二行程度のものすごく簡素なメール一通で済まされた事。
3)入社初日も何時にどこにいくのかまったく通知がなく、連絡先も分からなかったので、延々と広い敷地内を探し回った事。
4)タクシーの運転手が道を知らないというから自分でガイドしたのに、全然言うこと聞かないから口論になり、途中でメーターも止めて降ろされた事。
他にも色々あったと思いますが、色々ありすぎて逆に思い出せないくらいです。


Q : 現在どのような資格をお持ちですか?

A : IT関連ですが、データベース系資格とUNIX系の資格を持取得していました。あとは普通自動車免許くらいです。

 
Q : 過去に海外の経験はございますか?

A : バンコクの日系IT企業で4ヶ月勤務した経験があります。

 
Q : 休日はどう過ごしていますか?

A : 土日休みなので、片方は外に出かけますね。一人でぶらぶらしたり、友人(日本人orマレーシア華人)と食事したりとか。もう片方は家でのんびり過ごします。
 外資系らしく休みは取りやすいので、エアアジア(マレーシアを起点をするLCC)の本拠地であるメリットを生かしてちょくちょく小旅行も出かけます。

 
Q : お住まいはどうされていますか(可能でしたら大まかなご予算もお教え下さい)?
 
A : マレーシア華人の友人が不動産エージェントをしており、部屋も紹介してもらいました。今は家賃RM1800(2014年3月現在約5万円強)のコンドミニアムに一人暮らしです。ローカル友人からするとこの値段で一人暮らしするのはありえないと言いますので、ローカルの人はシェアする人が多いようです。
 ちなみに、家賃はバンコクよりは高いです。
 

Q : マレーシアのどこか好きですか?嫌いですか?

A : 好きなところは、皆さん口を揃えて言いますが、バランスの良い住みやすさ。シンガポールほど整ってないですが、物価や治安もほどほどです。あとは、美味しい食べ物が多い事!特にマレーシア中華は広東料理をベースにした日本人に馴染む味だし、個人的にマレーシアは香港の次に美味しい中華を食べられる国だと思います。
 嫌いなところといいますか、多数派のマレー系を優遇する政策(ブミプトラ政策)があり、中華系とインド系の人には厳しい面があるのを知ると、この国の将来が心配になってきます。自分の周りの華人もシンガポールに働きに行ったり、海外移住を目指してハードワークしている人も少なくないので・・・・・・。この政策を続ける限り優秀な人材の流出は避けられないでは?と。それを補充する為なのか、我々外国人には仕事も生活もしやすい国だと思いますが・・・・・・。

 
Q : これからマレーシアで就職を考えている人へのアドバイスは何かございますか?

A : 日本でIT系の仕事をやっていた人なら、東南アジアは各地で就職のチャンスがあると思います。語学力よりも実務経験です(私の英語はけっして自慢できるレベルではありません)。
 日本のIT系の仕事はかなりきついので業界を離れたいという人も少なくないでしょうが、その前に選択肢の一つとしてアジアで仕事をしてみるのはいかがでしょうか?
 本当にITがイヤなのか、単に日本のIT業界の体質がイヤなのか、これはまったく別だと思います。(私も後者だったというのがやっと分かりました)仮に合わなくて長くいられなかったとしても、確実に貴重な経験ができるはずです。

 
 日本のIT業界で経験を積まれたFさん。日本を離れたマレーシアでの就労経験で、改めてIT自体が嫌いではなかったのだと気が付かれたそうです。このままマレーシアに住み続けるかどうかはわからないものの、将来は日本とマレーシアをつなぐ可能性をさぐってみたいとお考えとの事だそうです。
 複数の国、Fさんの場合マレーシアとシンガポールですが、双方の国の共通点と相違点を踏まえた上、暮らしを考えての就職活動というのも自分自身の可能性を広げるひとつの方法だと思えました。
 Fさんの場合には、タイでも働いてみて、マレーシアに移られました。
 それが可能だったのが、ITの実務経験だったのだと思えます。一定の年齢に達した時、培われた専門知識と実務経験を持つ事の大切さを感じたインタビューでした。


(インタビュー‘14年3月)


協力:桜リクルート社マレーシア
 







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